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2011年9月22日 (木)

×彼女がその名を知らない鳥たち/沼田まほかる/読書2011-66

主人公=北原十和子、黒崎俊一、カヨ、カヨのおじ、陣治(じんじ)、水島、十和子の姉。

男と別れて、一人旅をしているとき、黒崎にナンパされる。その後1年半続き、黒崎の再就職のために、カヨのおじと寝る。黒崎は、カヨのおじの会社に入り、カヨと結婚。しかし、社内でも、自分のやり方を通そうとする黒崎は、保守的な会社の人とうまくいかず、別れて3年後に、また、「カヨのおじと寝ろ」キレた十和子は、黒崎を殺す。

5年後、水島を刺そうとして?(この辺りは、読みとばして、結論にいったので、詳細は分からず)、陣治に止められる。

そこで、5年前に、自分で黒崎を殺したことを思い出した。

「思い出しては、終わりだ。十和子は生きて、子どもを産め。そのこは、自分だ」と言って、陣治は、屋上から飛び降り自殺。

陣治だけが、十和子の過去を知っていて、十和子が、思い出さないことを願い、「自分が、黒崎を殺した」と言った。

十和子が、思い出したことで、陣治の愛?献身?は、終わりだということなのだろう。
十和子が、すべて知って、陣治と暮らすこと、今まで通り自己中心的な態度をとって行くことはできないだろうから、陣治は、自分の役目を終わらせた?
生きていけと言っているのだから、今までのように、何があっても支えてあげればいいような気も・・

十和子は、陣治が自殺するぐらい追いつめられて、ようやく、恋人と認識する。
思い出す前の十和子は、病気なのだろう。
普通では、考えられない。いや、普通などと言ってはいけないか?
私には、考えられない十和子の陣治に対する態度である。
そんなに厭なら、早く別れていればいいようなものを!
マッサージが良いからくっついていたのか?
潜在的にすべてをわかっていて、陣治と離れてはいけないと思っていたのか?

で、陣治が自殺した後の十和子の行動は、書かれていない。
読者に考えろということか?

なんともすっきりしない本であった。

彼女がその名を知らない鳥たち Book 彼女がその名を知らない鳥たち

著者:沼田 まほかる
販売元:幻冬舎
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黒崎&水島>十和子を道具として自分の欲求のままに扱う。普通の男たち。

十和子>好きになった男に一途で、客観的に立場を分析できない普通の女。しかし、キレると殺したくなるという、尋常でないところで、本の核心になる。

陣治>十和子を守りたい男。守り方が普通ではない。

普通でない十和子と陣治のお話でした。

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