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2007年3月 3日 (土)

読書記録14(不恰好な朝の馬)

不恰好な朝の馬は、典型的親に離婚騒動が起こったときの子供の対応の話?

最後主人公は笑って、だんなを許してしまうのだろうか?

この話も、結末がよくわからない。今流行の鈍感論?あるいは良いかげん論?

この本も、また短編が、それぞれ同じ団地の人、その人に関係のある人から見た視点でかかれたものといった具合に、つながりのある話の固まりの本だった。

カップルの男から見た視点、女から見た視点、それを客観的に見ていた喫茶店の女主人。またその人の自分のことの話。といった具合である。

このような形は、色々な視点から見た様子がわかり、事象としては把握しやすい。しかし、それぞれの結論がまるで無く、日常の断片で終わってしまうので、こまりものである。

なぜならば、それぞれの話の行方が、私が実体験したことも無いようなことだらけのため、読者のご想像に任せます。と言われる書き方だと、自分の結論が出ず、ストレスがたまるのである。

だいたい、本を読むと、自分で実体験できないような主人公になれて、そのことで喜怒哀楽ができ、脳の活性化になり、老化防止の薬となると思って、楽しんで読書しているのに、最後にストレスが溜まるようでは本末転倒となりにけりである。

つまり罰△

不恰好な朝の馬 不恰好な朝の馬

著者:井上 荒野
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